どうぞあの世で幸せに!
今日は寒かった。大風が吹いていた
神奈川では突風まで起こったそうじゃないか。風が吹くと桶屋が儲かる。の前に、私の具合が悪くなる。特に寒い日の大風は、外でてもいないのに気圧変化を押し付けてくるから困ったもんだ。
そんなわけで今日は家でジーっとしていた。
こんな本を読んだ。
復讐に燃える王子が、狂気を装い憂悶に苦しむ。復讐を遂げるも、自らも毒に倒れる。
うん。
ハムレットだね。
読むたびに新しい発見があるね。こう、自分の経験値によって読み取れるものが変わってくると言うか。逆に昔読めたものが今は読めなくなってたり、ね。聖書ってそういうものだ。
なんでハムレットを読む気になったかっていうと、机の上から高校の頃のメモ帳が出てきて、それがハイデガーについてまとめたメモ帳でさ、そこの端っこの方に「ハムレット」って書いてあったんだよね。
なるほど。
死への存在 死への先駆 というヤツですな。数年前の私よ。はたして、その直感は当たっているのか?気になりますね。大学で一年間、文学を学んだこの現在の私が、検証してやろう。じゃあ読んでみよう。
結果。
よくわからない。
そもそもハイデガーをよく分かってないもの。
まあ、読み始めたらハイデガーの事なんて頭から吹っ飛んだっつーね。誰だよハイデガー。ナチス大好きおじさんかよ。ややこしいことを言うんじゃあない。ドイツ人はギリシャに賠償金を払え!ハイル!ギリシャ!
“どこかの地点で、君は俳優になりたいという渇望ばかりでなく優れた俳優になりたいという渇望を抱いたんだ。君は今そいつに絡めとられてしまっている。” フラニーとズーイ