大酒煽ることを教えられるのが落ちだぞ
今日も寒いね。
春休み入って思ったんだけど、大学は授業数が多すぎる。もっと少なくていいな。必要な講義を週に一桁やるくらいが丁度いい。
実際、リタイアしてる人たくさん知ってる。あいつ見かけないなー。って思ってメールしてみたら「大学辞めた」とか、普通にいる。理由は知らんけど。理由知らないんじゃこの話題意味ねーな。
でも、居ますよね。「居ないなー」、って思ったら、大学辞めてた人。この一年で両手は埋まる程度には見てきましたよ。
すごいね。簡単に辞めちゃうんだもの。
身軽。
いや、簡単かどうかは知らないけどさ。少なくとも、入って数ヶ月で辞めるって決められる、その決断力?あっぱれ。お前ならどこへ行っても強く生きていけるさ。そんな風なことを言う上官を思い浮かべちゃいますね。
なんでこんな話になった。
そう、授業が多い。
こんなに多いと、読みたい本も読めない。打ちたい碁も打てない。手が回りませんなあ!
策を考えました。
いっそ、単位を取らない。
これ。これが上策。上中下で言ったら上。
肉を切らせて骨も断たせる。切られっぱなしだけど、安らかだ。さあ、安らかに死のうじゃないか。
こんな本を読んだ。
奇妙な事件と出会いながら、会社では秘密の業務にあたる。強まる義兄への恋慕と姉への思慕。傘に始まり傘に終わる。BL混じりの連作集。
長野まゆみ 『レモンタルト』
もうびっくり。
タイトル見て「爽やか〜〜」と思って買ったら、全然思ってた爽やかさじゃなかったんだもの〜〜。
事あるごとに主人公の会社員くん(男性)は同僚やらなんやらによって貞操の危機に陥るんだもの。
読んでて「んんっ!?」ってなっちゃったよ。「これ主人公、女性だったっけ?」って確認しちゃったよ。
ストーリはね、とても面白かった。あと義兄がいちいちカッコいい。惚れる。その辺一人称小説の強みでてる。主人公の恋する人はカッコよく描写されて当たり前だもんね。義兄が出てくると文章にパッと薔薇が咲き乱れる感覚。漫画で言ったら、あの、きらきらしたスクリーントーンが貼られてるね、間違いなく。皆さんもBL小説を書くときは、一人称で書くと良いかもしれない。私は書く予定はありませんけど、ね。
長野まゆみさんの本は、これと一緒に幾つか買ったんだけど、まだ読み切ってない。でも、どれもタブーな感じの恋が描かれていて、「とんでもねえ奴に当たっちまったぜ……。」って感じですな。
もっと現代の作家を知りたい、私なのでした。